カレンダーのこと
Daisaku on Jan 21st 2009

昨年末、作品によるカレンダーを自主制作した。ドイツのアート雑誌 “Schöngeist” に作品が掲載されたところなので、掲載作品も盛り込みたいとカラーの作品の中からセレクトを行った。カレンダーなので多少の季節感を感じてもらえるようにと思いながら選ぶうち、モノクロームの作品に比べて、カラーの作品では季節によるカット数の変化が大きいことに気づいた。秋と冬に撮影された作品の方が、春と夏のものよりもやや多いのである。
大寒の今日、関東地方には昨日の陽気とうってかわって、肌寒い朝が訪れた。空には灰色の雲が重なって寒そうな雰囲気だが、それぞれの雲の下の方には、かすかに紅い光が照り返して見える。モノトーンの連なりの中に、ささやかな色彩が差しこむ様子はとても美しい。あるいは雪の降り止んだ午後、分厚い雲の切れ間から、僅かな時間だけ降りそそいだ夕暮れの煌めき。そういった時に微細な、時にドラマチックな色彩の変化に心を動かされる瞬間は、晩秋や冬に多いように思うのだが、いかがだろうか。
ご紹介しました2009年カレンダーには数に若干の余裕があります。ご希望の方には実費(600円分の切手にて。送料込)にてお頒けいたしますので、contact(アットマーク)oozu.info宛、メールをお送りください。折り返し、切手のお送り先をご返信いたします。カレンダーはA4版、1ヶ月1見開きで作品14点が収録されています。

カテゴリー: 日々
4 件のコメント »
Comments
このコメント欄の RSS フィード TrackBack URI
コメントをどうぞ
改行と段落タグは自動で挿入されます。メールアドレスは表示されません。利用可能な HTML タグ: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>
秋・冬は陽の光を求める気持ちが微細な変化にも敏感になるのでしょうか。
春・夏に敏感になるのは風の動き。風が見えるような写真もまたドラマチックです。
素敵なカレンダーの予感。メールします。
コメント by Tsu-bu — 09年 01月 1日 @ 11:07 PM
そうですね。それから私の場合は寒い方が、感覚が研ぎ澄まされるようにも思います。日照が短く、天候の変化が大きい分、集中して撮っているということもあるでしょう。だからといって春や夏になまけているわけではないですが…。風を強く意識するのは確かに春先や初夏、夏の終わりといった、あたたかな季節の変わり目のことが多いです。
コメント by Daisaku — 09年 01月 1日 @ 12:19 AM
いつも素敵な写真拝見しています。
“Schöngeist” Ausgabe 19 (2008年冬号)に作品の掲載おめでとうございます。
アート雑誌ということですが、良さそうな雑誌ですね…見てみたいな〜。
これからも応援しています。
コメント by kenken — 09年 02月 2日 @ 8:17 PM
>kenkenさん
はじめまして。いつもご覧いただいているとのこと、ありがとうございます。
雑誌への掲載は初めてなのですが、今回は思いがけず表紙にも作品が載ることになり
嬉しさも倍増です。時期はまだわからないのですが、日本でもお手に取って
いただけるようになるかもしれません。詳細はいずれこのブログでお知らせいたします。
コメント by Daisaku — 09年 02月 2日 @ 10:26 PM