見ること、撮ること、見られること

Daisaku on Sep 7th 2009

今日の写真は横浜港のシンボル、郵船の氷川丸。横浜市に住んでいながら、なかなか横浜の町や港を歩く機会はないのだが、先日久しぶりに、赤レンガ倉庫で開催された知人の個展を見に出かけた。横浜税関近くにあって港の歴史を見続けた上屋が解体されるまでを追った彼の写真は、この場所で展覧されるのにふさわしく、そして私的な「記憶」と写真の本分ともいえる「記録」の双方をバランスよく保った、とても丁寧な、良い作品だった。
心地よく刺激を受け、自分の写真を見返していた先週の水曜日のこと。一通のメールが私の元に届いた。はじめてメールをいただく方で、ブログで私の作品を紹介してくださったことを知らせて下さったのだった。とても嬉しくてさっそく見に行ってみると、率直だが感性豊かな表現で、作品の感想が綴られている。私や私の作品の本質のいくつかが的確にとらえられていて、読んでいてはっとさせられる印象的な文章だった。
写真を撮りたいと思う、写真を撮るということは、きわめて私的な動機から生じる行為だが、そうやって撮影されたひと駒ひと駒を編みあげて発表し、それを見てくださる人それぞれの心に何かしらの思いがうまれて、その時はじめて表現は社会性を得る。作品となってゆく。
しばらく間があいてしまったけれど、また少しずつ更新してゆきます。

カテゴリー: 日々

2 件のコメント »


Comments

  1. 更新、心待ちにしていました。とてもうれしい!
    お元気そうで良かったです。また、作品楽しませていただきます。

    コメント by Tsu-bu — 09年 09月 9日 @ 5:30 PM

  2. Tsu-buさん、いつもありがとうございます。
    しばらく忙しくて更新できずにいたら、タイミングを逸してしまいました。
    また楽しみにしていただければ嬉しいです。

    コメント by Daisaku — 09年 09月 9日 @ 2:51 AM

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